こんにちは!
ketoraaaです。
前回は、コラム表がどんなものかをお話ししました。
コラム表の具体的なイメージをつかんでいただくために、私がリワークで実際に書いたコラム表を公開します。
正直、公道で真っ裸になるような恥ずかしさがありますが、具体的にイメージしてもらうには、実物をもてもらうことが一番です。
ちなみに、そういった意味ではいきなり一人でコラム表に挑戦するよりも、グループワークから入った方がとっつきやすいです。
これから例に出すのは、わたしが休職前に係長との相性に悩んでいるときの一場面です。
関連記事:上司との相性に追い詰められていく - ナチュラルなイキカタ
①状況
異動して係長から仕事の説明を受ける時に、口頭でざっと説明を受けて「主任ならこのくらいのことは完璧だよね」と言われたとき。
②気分
不安(40)
面倒(80)
怒り(30)
③自動思考
○これからもこんな感じで進めていくのかな。
・何でもできる主任なんているわけがない。
・期待が大きすぎる。
・初めての仕事なのだから、もっとちゃんと説明してほしい。
・期待してくれているのだから、きちんと仕事をしなければ。
・自分にはこの業務の知識がほとんどないが、勉強不足かもしれない。他の人は当たり前にできるのかもしれない。
・覚えることがたくさんありそうだ。
④根拠
・係長は同じ係が三年目で異動が確実なため、知識を引き継げる人間を探していた。
・係長が思い付いた時に口頭で引き継ぎを始めるということが何回か続いていた。
⑤反証
・完璧に仕事ができる人間はいないので、分からないことがあればその都度周囲に聞けばよい(50)
・期待を裏切ったとしても、それを私が気に病むことはない(50)
・聞けばなんでも答えてくれる係長でラッキーだ(10)
○人の言葉をいつまでも気にしているのは私のクセなので、これは忘れていい言葉だ(70)
・できないことは勇気を持って「できません」と言おう(40)
・初めての仕事ができないのは自然なことだから、気負わずにやればよい(20)
・期待されているからと自分のペースを壊さないように気を付けよう(30)
○ストレスサインがでたら課長に相談しよう(60)
○できることから一つずつ手を付けて、係長に自分の仕事の進め方を少しだけ理解してもらおう(60)
○未来の予測にエネルギーを使わないで、目の前の仕事に集中しよう(60)
⑥バランスのとれた思考
係長は同じ係が三年目で異動が確実なため、知識を引き継げる人間を探しており、思い付いた時に口頭で引き継ぎを始めることが何回か続いていた。
しかし、未来の予測にエネルギーを使わないで、目の前の仕事に集中し、できることから一つずつ手を付けて、自分の仕事の進め方を理解してもらうことが大事だ。また、引き継ぎで出てきた言葉がいつまでも気になるのは自分の癖なので忘れていい。言葉はどんどん忘れよう。ストレスサインを感じたら早めに課長に相談しよう。
⑦気分
不安(30)
面倒(75)
怒り(10)
このように、一場面を書き出していきます。
コラム表のイメージはつかめましたか?
めんどくさそうですよね。
ですが、このような感じで、「いちいちわざわざ」書き出すのが大切です。
その理由はのちほどお話しします。
つづきます。
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