こんにちは、ぐっちです。
前回は、
半身浴をきっかけに動悸が落ち着き、
自律神経というものが、
人の体調に大きく関わっていることに気づいたところまでを書きました。
その後、体調は大きく崩れることなく、
「なんとか維持できている」という状態が続いていました。
ただ、完全に元に戻った、という感覚でもありませんでした。
復職後しばらくして、
薬の調整をしながら過ごす中で、
体調の変化にとても敏感になっている自分に気づきました。
以前なら気に留めなかったような違和感が、
はっきりと分かるようになっていたのです。
たとえば、
・頭が重い
・めまいがする
・体がだるい
・息苦しさを感じる
・理由のない不安が一瞬で広がる
こうした症状が、
日によって強く出たり、ほとんど出なかったりしました。
最初は、
「病気がぶり返しているのではないか」
「自分は弱くなってしまったのではないか」
と、とても不安になりました。
ですが、しばらく自分の体調を観察しているうちに、
ある傾向に気づきました。
それは、
天気や気圧の変化と、体調の揺れが重なっていることでした。
雨が降る前や、
気圧が大きく変わる日。
そんな日は、
特に理由がなくても、
体が重く感じたり、
息が詰まるような感覚が出たりしました。
当時はまだ、
「天気病」「気象病」といった言葉もほとんど知らず、
「こんなことで体調が左右されるなんて」
と、自分でも半信半疑でした。
ですが調べてみると、
気圧の変化を感じ取る器官は、
平衡感覚を司る耳の奥にあり、
車酔いしやすい人は、
気圧の影響も受けやすい、
という話を知りました。
わたしは、
まさに昔から酔いやすいタイプでした。
「体が弱くなった」のではなく、
「これまで無視してきた刺激を、感じ取れる状態になった」
そう考えると、
腑に落ちる部分がありました。
また、この頃、
突然不安が立ち上がるような感覚に襲われることもありました。
一瞬で、
頭の中がざわっとして、
理由のない不安が広がる。
ですが、それは長くは続かず、
少し時間が経つと自然に収まっていきました。
この体験を通して、
わたしは、
「体調が揺れること」
「不安が出ること」
そのものを、
すぐに“悪い変化”と決めつけない方がいい、
と思うようになりました。
回復の途中では、
体も神経も、
まだ調整の最中にあります。
揺れること自体は、
異常ではなく、
むしろ自然な過程なのかもしれません。
この時期に大きかったのは、
「どうにかしよう」と無理に動かないことでした。
不調が出た日は、
「ああ、今日はそういう日なんだな」
と受け止めて、
できる範囲で静かに過ごす。
それだけで、
翌日は意外と普通に戻ることもありました。
こうして振り返ると、
この頃のわたしは、
「治す」ことよりも、
「波を前提に暮らす」ことを、
少しずつ学んでいたのだと思います。
体調は、
一直線に良くなるものではありません。
上がったり、下がったりしながら、
ゆっくりと落ち着いていく。
その途中にある揺れを、
敵にしないこと。
それが、
この時期に身についた
大切な感覚でした。
つづきます。
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