ナチュラルなイキカタ

適応障害、うつ病、自律神経失調症で3度の休職を経験しても、ひとりでインドにヨガをやりにいっちゃうサラリーマンが、試行錯誤の中で気づけた「素の自分を引き出して楽しく生きるヒント」について書いてます。最初から読むと病気を前向きに受け入れていく変化が分かって面白いので、よかったらじっくり読んでみてくださいね。コメント&Twitterメッセージ大歓迎です!

お金を再定義するeumoが超イカス

去年の6月以来、eumo(ユーモ)という会社のイベント、eumo Academy寺子屋に行ってきました!

関連記事:しっくりくるところを探して、eumoアカデミーでパタゴニア日本支社長の話を聞く - ナチュラルなイキカタ

 

テーマは、「eumoと地域と通貨」

講師は、新井和宏さん(eumo代表)、いとうせいこうさん、竹本吉輝さん(トビムシ代表)

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eumoという会社はめちゃめちゃ面白くて、本気で「人を幸せにする」仕組みのデザインをビジネスにしている会社なんです。

eumoの事業の柱が、手段が目的になって、散々手垢がついた「お金」を、もう一度人が幸せになるため “共感”資本として再定義した共感コミュニティ通貨eumo。

すでに昨年9月からこのeumoを使った実証実験がはじまってます。

 

新井和宏さんがはじめたeumoの取り組みは、こちらの記事が分かりやすいです。

www.sustainablebrands.jp

 

この記事で新井さんはこうおっしゃってます。

仮想通貨が台頭してきて違和感しかなかった。いまの仮想通貨は、テクノロジーを社会のためではなく自分自身のために使い、この時代において一番儲けるための方法論になっています。でもテクノロジーは社会のために使うべきだというのが僕の考えです。

お金が幸せにしてくれるわけではありません。でもお金の持つ分かりやすさが優先順位を変えてしまっています。人間にとって幸せを追求することが本来自然なことなのだけれど、お金が代替してくれると、お金があれば幸せにしてくれると思ってしまう。お金ってその順番を変えてしまう悪い癖があります。だから悪い癖を排除したお金をつくってみたらどうだろうか。そうした方が人間は幸せになれるんじゃないかという仮説を検証したいと考えています。

 

仮想通貨もAIも5Gも、単なるツールで、それが人を幸せにしてくれるわけじゃない。

新井さんには、テクノロジーや仕組みを活用した人を幸せにする新しいデザインのビジョンがある。

そのベースには、人と人とのつながりの喜びという人間の本質がある。

まさしくぼくの抱いている未来ビジョンとリンクしてます。

 

今回のイベントではどんなことが話し合われたこと!

内容を備忘録的にシェアします!

 

・アダム・スミスは「道徳感情論」で、「人は互いに共感しながら生きる存在であり、その結果として経済が生まれた」と言っている。

 

・地域通貨は軒並みうまくいってない。

 

・日本円をこの地域通貨に変えると1%のポイントを付与する、という風にしても持続しないから。

 

・それでは20%オフのPayPayが出てきた瞬間に切り替わってしまうし、予算が無くなったら終わり。

 

・その割引のしわ寄せは、結局、弱者である生産者にいく。

 

・eumoには、経済的メリットはない。

 

・お金を貯めることで権力構造が生まれる。

 

・お金の奴隷になって、社会に疲弊感が漂っている。

 

・それを変えるためには、お金をデザインしなおす必要がある。

 

・貯められない(腐る)お金の仕組みが作れないか。

 

・お金が目的化しないように、人が幸せになるための手段としてのお金の再定義したのがeumo。

 

・生産者が強くなるために、『そのお金では私は売らない。このお金に売る』と生産者がお金を選ぶ時代を作る。

 

・生産者が、こういうお金だったら自分たちが命がけで作ったものを売ってもいいという色をお金に付ける。

 

・eumoは人と出会わないと使えない。

 

・ESGもSDGsも、書類上のデータだけで投資していて、現場に行かない、人と会わない。

 

・eumoだとステキな人と出会えるといった、eumoでないとできない体験を提供する。

 

・カニは食いに行けってことね(いとうせいこう)

 

・地域を再発見する機能としてのお金。

 

・お金をきっかけに、社会のレイヤーを上げていく。

 

・お金はそのツール。

 

・価値の尺度や貯められるといったお金の要素を減らす。

 

・eumoは、みんなが得する贈与経済を誘発していく材料。

 

・関係性の中で価格が決められる。

 

・すばらしいことがあったら多く払う文化を根付かせる、ステキな物々交換ができるように戻っていくリハビリツール。

 

・贈与していくことが当たり前になった社会でベーシックインカムは機能する。

 

・今は非等価交換の選択肢がない。

 

・ギフト力を評価されるようになると、人の行動はどうなっていくのか。

 

・社会のためにやればやるほど儲からないシステムがいいとは思わない。

 

・パイの奪い合いで相手の不幸を望むシステムは病んでいる。

 

・円が完全にeumoに置き換わる社会を目指しているわけじゃなく、10分の1でもお金の一部をeumoで持っていると豊かだよねというような多様性を目指している。

 

・人間は関心がない分野はどんどん合理的にしていくが、趣味には合理性を求めない。つまらないから。

 

・円とeumoもそういう関係になれる可能性がある。

 

・ブロックチェーンは、ベーシックインカムが実現して、ベーシックインカムに依存して社会のつながりや活力がなくなることの抑止力として、Aさんのお金がBさんにギフトされないと使えないという風に記述されるツールとしては使える。それしか使いようはないのではないかと考えている。

 

ぐっち