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長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

ぐっち生まれて初めて現代アートを買う

買ったんですよヽ(=´▽`=)ノ

大好きな武田双雲先生の作品。

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般若心経の色即是空の「空」の現代アート。

関連記事:現代とシンクロする般若心経 - ナチュラルなイキカタ

まるで銀河のような「空」

吸い込まれそうな、何かに変化していく途中のような「空」

変化こそが宇宙の根本原理と言う般若心経。

まさに、いまのぼくの気の状態。

お値段は、ぼくのボーナス1回分より高いです。笑

 

なぜこういう展開になったのか。

ぼくはオンラインサロン双雲塾塾生なのですが、9月21日、塾生向けに現代アート説明会をやるというお知らせがありました。

実はいま、書道家・双雲先生は現代アートが爆発してるんです。

ものすごい勢いで作品を生み出しています。

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双雲先生の現代アートをプロデュースする高橋さんはわかりやすくお話ししてくれました。

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現代アートって、多くの人にとって馴染みがないですよね。

ピカソとアンディ・ウォーホールはご存知でしょうか。

先日は都内でバンクシーと思われる絵が見つかって話題になりました。

あれも現代アート。

大抵は、現代アートは抽象的でわかりにくい、という印象があるのでは?

それもそのはず、現代アートは、文脈に置かれて初めて価値が出る「説明の必要な」アートだからです。

文脈って何かというと、自分の作品は芸術の歴史のどこに位置づけられるどういう意味のある作品かを自ら説明できること。

今回は双雲先生のプロデュースもおやりになっている高橋さんという凄腕プロデューサーから説明していただきました。

贅沢な・・・。

 

日本を代表する現代アーティストといえば村上隆さんですが、彼もいかに自分の作品を文脈に置くかを徹底的にやりました。

その結果生み出したのが、アニメ・マンガを基点とした「スーパーフラット」というコンセプト。

このコンセプトは、世界中に熱狂的に受け入れられました。

だからこそ、こういう作品が数千万から数億円で売れるんです。

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あ、ちなみにこの作品は16億円ね。

 

現代アートが生まれたと言われるのは、マルセル・デュシャンの「泉」という作品。

アートを勉強していてデュシャンを知らない人はいません。

なんのことはない。

男性用小便器を「泉」というタイトルをつけて出品したのです。

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1917年の出来事。

当時、大変な論争を巻き起こしたそう。

実際、「泉」は展示を拒否されてます。

でも、この作品にはコンテクストがあった。

無関心の対象だった便器を誰もが関心をもつ美術館に置くことによって、既存の美的権威を揺さぶったわけです。

ある種、自然を愛でるような存在だった「芸術」が、人間の創造的思考により完成する「アート」へと変貌した事件でした。

アートであるためには言葉による説明が必須条件となったのです。

概念美とも言われます。

 

こうした歴史を持っている現代アートだから、抽象的でわかりにくいのは当然といえば当然。

ところが面白いのは、わかりやすい「書道」のマーケットの規模が70億円なのに対して、現代アートのマーケットは7兆円を超えているそうです。

だから、100億円を超える値段がつけられた作品がざっくざく。

子供の落書きなんじゃ?と思うような作品もたくさんありますよね。

中には、キャンバスをカッターで切った3本の線だけの作品も。笑

じゃあ誰でもそうした絵がかけるのか、というと無論違います。

日本の現代アーティストで成功しているのは、おそらく村上隆さん、草間彌生さん、奈良美智さんのたった3人。

毎年、超難関大学東京芸大から大量のアーティストが排出されているのもかかわらず。

 

高橋さんは、実は現代アートなんでもアリのように見えて、現代アートとして成立する条件があるからだといいます。

それを大学では教えない。

 

その条件は次の4つ。

  1. 迫力(パワー)
  2. 個性(オリジナリティ)
  3. 構図(コンポジション)
  4. 文脈(コンテクスト)

 

そして高橋さんが驚いたのは、双雲先生の作品がナチュラルに上の3つをクリアしていたから。

書道で培われたものが遺憾なく発揮されたんですね。

さらに、書は言葉ですから、言葉を使って現代アートを作る双雲先生は、重層的にコンテクストに位置づけることもできる。

コンセプトは、「アブストラクト・カリグラフィー(抽象書道?)」

さらに現代アートにも抑えておくべき(好まれる)テーマがあります。

  • 時事
  • 自画像
  • エロス
  • 歴史
  • 死生観

 

エロスだけは双雲先生が表現すると下ネタになってしまうそうですが(笑)、それ以外はこれまで双雲先生が作品や著作で表現されてきたことの延長線上。

これほどの現代アーティストはそうそういるわけではないそうです。

何よりも、ここでも双雲先生自身が猛烈に楽しんでる。

双雲先生も、ご自身の宇宙的イメージを伝えるには言葉では不十分という思いがあったそうです。

だから、次から次に波がやってくる。

最強のプロデューサーのバックアップを得て、これから怒涛の武田双雲富士山化計画が進んでいくようですよ(^^)

富士山ってNo.1でもありオンリー1でもある最強の芸術ですよね。

書道をベースにした武田双雲は富士山になる可能性がある。

双雲先生の作品で人生が豊かになる人が増えていくといいなー。

 

現代アートの入り口にたった後は、実際に先生の作品を鑑賞。

作品が保管されたアパートに向かう道すがら、ぼくは先生に聞きました。

般若心経、空、がテーマになった作品はありますか?ぼくはあの言葉に何度も救われてるんです。

あるよ。

 

そして紹介してもらったのが冒頭の作品。

しかも、買われる直前でキャンセルが入って残っていたというすごい引き寄せ٩(๑´3`๑)۶

しかも、作者自身がすぐ横で解説。

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↑説明に夢中になって時間を忘れる先生。笑。左側にぼくが買った「空」がありますね。

これだけ作品がぼくを呼んでて買わないってないっしょ。笑

 

現代アートにたっぷり触れたあとは、みんなで湘南の海岸を素足で散歩。

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↑先生フラッシュ。笑

たくさんいろんな話をしながら。

動物占いの話。宇宙語を話す人たちの話。家庭の話。

アオハルかよ。最高だよ。

スマホが海に水没しても。

↑双雲先生の適切なアドバイスにより一命をとりとめた。

 

絵画を買うという体験を、大好きな双雲先生の作品で実現できて、しあわせです(^^)

 

ぐっち