いまと過去が同じ!?
同じことを繰り返している!?
何かを発見しそうな予感が、ヒシヒシとします。
4月上旬からお伝えしてきたTさんとのセッションは、いよいよ佳境へ。
ぐっち
そうそうそうそう。爆笑
みんなおんなじなんですよ。
小学校、中学校、高校、大学、会社。
Tさん
ずっとおんなじゲームをしてるんですよ。笑
ぐっちさんゲーム変えないと。
いつまでマリオやってるんですか。笑
もうマスターじゃん。笑
ぐっち
そのマスターの最大の攻略法は、多分自分の意見を言わないことなんですよ。
Tさん
ほんとに!
すごいじゃん!
マリオじゃないやつにしよう。
そしたら、それがほんとの自分だったとしたら、いままで違うって思ってた居場所がホントの居場所だとしたら、何を学んだと思います?
ぐっち
・・・
えー・・・
・・・
なんですかね。
それは難しいな。
全然思い浮かばない。
真っ白ですね。
Tさん
違和感を持ちつづけていたが、それがほんとの自分だとしたら。
別に会社で始まったことじゃないじゃん。
ぐっち
いつもここ違うなーと思いつつ、適応しようと適応しようと。
それで適応障害になっちゃった。笑
Tさん
そもそものカセット間違ってたじゃんって感じなの。
適応障害の理由がすごいわかったよね。いま。
社会とかじゃないじゃんって。最初から適応してなくない?って。
ぐっち
なんかあんのかな、学んだことって。
ポジティブなことは学んだんだろうか。
Tさん
別にポジティブなことじゃなくてもいいんですよ。
さっきだったら、不安120%を学んだわけじゃない。
監督目線で。
不安120%の時、主人公だったら悲劇のヒロインだけど、監督目線だと一コマだよね。
生まれつき俺の居場所ここじゃないぜってカセット選んでたとしたら、監督目線でいったらその物語を作りたかったってことじゃん。
それ経験してみたかったよねーみたいな。
ぐっち
あ、自分がそれを経験してみたかった?
Tさん
そうそう。
さっきの怒ってるぜと同じで、オレここじゃないぜっていうのを味わいたかった。
ロングストーリーで見て、それを。
ぐっち
あー、なるほど。
30年にわたって、その物語を味わってきたねと。
Tさん
そうです。そのとおりです。
もう終わりにする?っていう感じです。
十分味わったよねっていうことを、監督としては言いたいじゃないですか。
ぐっち
そうですよね。
連続ドラマでいったら、「あれ、それ前と同じ話じゃない?」って。笑
Tさん
また収監されたなみたいな。笑
ぐっち
キャストとか舞台が変わってるけど、前と同じ話だなって。笑
Tさん
あれ、70話目と100話目同じ話じゃないみたいな。笑
ぐっち
監督としては、「それ、そろそろ変えよう」と。
Tさん
っていうのを今やってます。
わかってきましたか?
箱を変えて変わったように見せかけていたけど、同じことを繰り返してきたと思ってください。
ぐっち
1年1話だとしたら、30話までは毎回同じエピソードで、監督としたら、「これ80話までしかないんだからからさ、そろそろ別の話にしないと」と。
Tさん
「もう飽きたよ」と。
そういうことを自分が言いだしたと思ってください。
ぐっち
それで、Awakener Projectとかちょっと参加してみて、別の話にしてよと。
監督が。
Tさん
そしたら、愛を送りたくなるでしょ、自分に。
同じことをもうやったからさ。
ぐっち
自分お疲れ様って感じですね。
Tさん
ものすごい忍耐力だよね。
ぐっち
身近なものに置き換えてもらってすごく分かりました。
Tさん
そう。ぐっち劇場を30回やったって感じです。笑
ぐっち
それまでは主人公だから、「いやまだほじくるとなんかあるはずだ」って。
Tさん
そうそうそう。笑
ぐっち
「話は同じかも知らないけど、ちょっと違う演技してますけど自分?」って。
Tさん
髪型変えて、衣装変えてみたり。笑
よかった。すごい腑に落ちた感があります。
ぐっち
37話目は別のものにしてみようかなって思いましたね。
30話目まで同じ話を繰り返したんで、そこから6話くらいはちょっとつらいエピソードを入れたって感じですね。
Tさん
っていうのを踏まえて、自分の棚卸しとして、自分史を書いてほしいんです。
そしたらもう監督目線で書けるじゃないですか。
去年だったらものすごい悲劇の物語が書けたと思うんです。
ぐっち
今書いても悲劇の物語になりそうな気がするなー。
あんまりいいことって覚えてないんですよね。
つづきます。
ぐっち