ナチュラルなイキカタ

うつ病生活7年目の36歳サラリーマン。多くの人にナチュラルな生き方の心地よさを知ってほしい。精神科の薬の断薬・減薬、認知行動療法からスピリチュアルまで小さな行動の積み重ねをトライ中。つらい思いで苦しむ人の心が少しでも軽くなるように体験をシェア。ゆるりと更新中。

3度目の休職でも、2カ月間で復職できた3つのポイント

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こんにちは。ケトラーです。

2018年8月から9月まで、「神経衰弱状態」と診断されて、休職してました。

休職は3回目でした。

1回目は、2013年1月から2月「うつ状態」

2回目は、2015年5月から11月「うつ状態」

精神疾患は、とにかく再発の多い病です。

一般的には、休職期間は、再発する度に前回の倍になると言われます。

それほど、再発時の症状は重くなることが多いようです。

その「一般論」で言えば、わたしの今回の休職期間は、前回の半年の倍、1年となってもおかしくありませんでした。

それが、なぜ2か月で済んだのか、ポイントはたった3つです。

わたしの経験をシェアして、再発に苦しむ方のヒントとしていただければとうれしいです。

 

1.早めの休職

まずはこれに尽きると思います。

感覚的には、体調悪化時の1日は、休職時の1週間に相当します。

つまり、休職が1日遅くなれば、休職期間は1週間延びます。

少しでも早く休み、回復に専念できる環境に身を置いてあげることが、早期の復職の最重要ポイントです。

かなり早い段階で対処できれば、病気休職といった制度を利用することなく、有休の範囲で対処することもできるかもしれません。

生真面目な気質の人が多いので、まったく体が動かなくなるようなギリギリまで踏ん張ることが多いのですが、そこまでいくと、それと比例して回復にも時間がかかると考えて間違いありません。

体の大事な警報を無視して「2週間休もう」という一歩を踏み出さなかったばかりに、1年間の休職という代償を支払うことも少なくないです。

この決断ができるためにも、大事なのは、自分のストレスサインをあらかじめ把握して、日々客観的な情報として記録しておくこと。

そして、定期的な通院です。

この両輪がなければ、体調悪化という激流に飲み込まれている中で「休む」という判断はできません。

2.ベンゾジアゼピン系の薬の最小限の使用

これは減薬・断薬を実行した中で、実感したことです。

ベンゾジアゼピン系の薬には、代表的なものではトリアゾラムデパ(ハルシオン)、ゾルピデム(マイスリー)、ジアゼパム、アルプラゾラム(コンスタン)などの睡眠導入剤、抗不安薬があります。

睡眠導入剤と抗不安薬は、睡眠作用が強いか抗不安作用が強いかで、薬の成分としてはほぼ同じらしいです。

このベンゾジアゼピン系、効き目が大変強い反面、効いていない時の反動も大きいというのが、6年使ったわたしの実感です。

これが、体調に波を作り出し、自分本来のコンディションへの誤解を生みます。

前回の半年の休職でもっとも悩んだ体調の波は、睡眠導入剤のトリアゾラムデパ(ハルシオン)の作用であった可能性がとても高いと思っています。

短期的な使用や、目の前の課題が明確な場合で、それを乗り切るための一時的な使用には適していますが、長期的な使用は慎重に!というのがわたしの感想です。

あくまでわたし個人の感想なので、その点は主治医とよく話し合う必要があります。

わたしの場合は、ベンゾジアゼピン系の薬で、睡眠時無呼吸、冷え性、ふらつき、ぼーっとする、重だるさ、神経過敏も高確率で引き起こすため、休職して睡眠、食事の生活リズムを取り戻したら、まず第一にやったのが主治医と相談して少しずつベンゾジアゼピン系の薬を減薬することでした。

今回はマイスリー5mg×2錠になりましたが、間にルネスタを挟んで、3カ月で完全な断薬に至りました。

もちろん、何度も書いているように適切に使えば効果的な薬ですから、わたしもどうしても眠れずにマイスリーを使いました。

その時の優先順位で、使っていくのがいいと思います。

3.家族の協力

一人ひとりが感じるストレス要因は千差万別です。

同様に、ストレス要因を減らすための環境調整方法も千差万別です。

環境調整、多くは家族の協力が欠かせないと思います。

わたしも、妻に助けられて、東京に戻る環境を整えることができました。

ですが、「自分は病人だから周囲は当然に助けるもの」という考えにとらわれているとしたら、まず自分自身に見直す点があるかもしれません。

コラム表などを活用して、客観的に見る視点を養うことも必要かもしれません。

「~が当たり前だ」「普通~だ」という考えは、「べき思考」と言って、注意の必要な考え方です。

他人(家族であっても)が何かをするのは当たり前ではありません。

相手を尊重するお願いの仕方はしているか、自分の体調について客観的に伝えているか、自分のできうる行動はとっているか。

これらは、自分が出来る範囲のことです。

まずこうした目の前のことから、実践してみましょう。

 

以上、「早期復職」という視点から、3点にしぼってポイントを書き出しました。

もちろん、再発予防などの視点に立てば、他の工夫もたくさんあります。

わたしの場合他にも、シータヒーリングのアドバイス、マインドフルネス、日中の運動(わたしの場合、一日15分のヨガ)なども、復職を後押ししたと思います。

薬害などのネガティブな情報は多くても、こうしたポジティブな視点の情報はまだまだ少ないので、みなさんの経験もシェアしていただけたらうれしいです。