私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

大企業で働くことに翻弄されて消耗し、うつ病で2回の休職と復職を経験したketoraaaです。私がうつ病の治療で出会って感動した、肩の力が抜け、足りているものに満足し、小さなことを楽しむ、しなやかで強い心を持った自分に近づくための小さな工夫をご紹介します!【毎週末更新】

【暮らし】お金の不安が消えないみなさん!一緒にお金に縛られない生き方を目指しましょう(投資編その2)

こんにちは!

ketoraaaです。

お金の呪縛からの解放を目指す投資編その2です。

とりあえずお金シリーズ最終回になります。

大事なことなので前回に続き、今回もここからはじめます。

○投資は自己責任

○余剰資金で行う

最も大事な投資の入口です。

余剰資金というのは、既に当面の生活に困らないお金があって、それ以外の、5年くらい何の使い道もないお金、無くなっても生活に困らない心理的ダメージもないお金のことです。

私の場合、銀行口座残高を4か月分の給料くらいにあたる100万円は維持するようにしておいて、それを超える分は投資するようにしています。

そして前回書いたように、素人のフットワークの軽さや、短期的な実績を求められない時間のメリットを活かした「長期分散投資」という方法で投資します。

それでは、具体的に私が実践する投資をご紹介します。

その1

IDeCo(イデコ)

個人型確定拠出年金といいます。

名前だけ聞くと難しそうですが、簡単に言うと個人が任意で積み立てる年金です。

ちなみに、保険会社の積立年金とは違います。

私たちが強制的に加入している国民年金や厚生年金は、金額や運用先も、強制的に決められています。

一方でイデコは、金額(上限はあります)も運用先も自由に選べます。だから加入も自由です。

役所的には、イデコを登場させたのは、先行き怪しい公的年金制度の補完という意味合いが強いのでしょうが、背景はともかく利用しないのはもったいない制度です。

というのも、最大のメリットに節税があるからです。

詳しい説明は省きますが、保険会社などで加入する積立年金よりも、かなり大きい節税効果があります。

保険会社の積立年金は掛金の一部しか所得から控除されませんが、イデコは掛金の全額が所得から控除されるからです。

その節税効果だけで、利用するメリットはあります。

そこにさらに投資の運用益がプラスされます(もちろん、投資なのでマイナスの場合もあります)。

ご自身の所得額や掛金額にもよりますが、年収500万、扶養無しの私が、月々サラリーマンの上限の2万3千円積み立てたとして、なんと年間約5万円もの節税になります。

30年間積み立てれば、節税額だけで約130万円にもなります。

これだけでも銀行の定期預金よりはるかにメリットのある制度です。

その他にも、投資自体もうまくいって運用益が出た場合、通常の投資だと運用益に対して20%の税金が取られますが、イデコは非課税といったメリットがあります。

運用益の20%といっても、あなどるなかれ。

仮に年間3%で利率で運用できたとすると、30年で100万円以上の差がでます。

30年積み立てると、だいたい1,300万円ほどになります!

節税効果も考えると、30年で1,500万円になってます!!

月々2万3千円です。

運用益以外のメリットがこれだけあるのは、現時点ではイデコくらいですから、投資の選択肢の第一にくるのは間違いなくイデコです。

唯一の難点は、年金なので60歳まで引き出せないことですから、そこは注意してください。

実際にはじめるのも簡単で、銀行や証券会社に申込み、送られてきた書類を記入(会社に記入してもらう箇所もあります)して提出すれば、あとは口座から自動で引き落とされて積み立てられていきます。

会社の給与天引きとできる場合もあります。

運用先は、ほとんどが投資信託です。

投資信託にも投資先で色々種類があって、日本の株、外国の株、株ではなくて債券や不動産もあります。

マイナスが怖い場合は、元本保証の投資もあったはずですので、それを利用して節税効果だけ享受する手もあります。

私は、日本の借金しまくっても現状維持がやっとの将来性や、超高齢化・超少子化・長時間労働といった社会の根幹を腐らせる大問題を先送りにして、柔軟に変化していけないマインドセットにも、一部老人厚遇型社会制度もにまったく期待していないので、全て外国のインデックス株を投資先にしています。

f:id:ketoraaa:20180622165049j:image

現時点ではマイナスですが、30年後を見据えてますので、全然気にしてません。

例えば毎月2万円を積み立てたとして、1万円を外国株に投資して残り1万円を日本株に投資するというようなことも自由ですので、分散型長期投資の代名詞的存在です。

身近な銀行で初めてもいいのですが、私は、投資信託の種類・数が豊富で、手数料が安い、ネット証券のSBI証券で積み立てています。

もし毎月貯金できる余裕があるのであれば、貯金ではなくイデコを検討してはいかがでしょうか。

その2

つみたてNISA

NISAはニーサと読みます。少額投資非課税制度です。

先ほど書いたとおり、投資の運用益には20%の税金がかかります。

年収500万前後の給与所得者にとって、税金で2割持っていかれるかどうかというのは結構高い心理的ハードルです。

それが投資を避ける一因ではないかと考えた政府が、イギリスを参考に始めたのがこのNISAです。

簡単に言うと、「年間100万円くらいの少額の投資の運用益については、20%の税金をかけずに非課税とする」という制度です。

数年前に普通のNISAがはじまったのですが、5年しか非課税にならなかったりいろいろ使い勝手が悪く、今年から新たに「つみたてNISA」がはじまりました。

年間40万円までのつみたて投資について、最長20年間運用益を非課税にすることができます。

つみたてですから、基本は一気に40万ではなくて、月々一定額を積み立てていきます。

月々の積立額でいうと、40万円を12で割って、3万3千円くらいです。

投資先は、つみたてNISAの適用を認められた投資信託などから、自分で選びます。

イデコとの違いは、

○確実な節税効果はない。

○好きな時に引き出せる。

というところです。

まずイデコを第一としますが、60歳まで引き出せないのはちょっと・・・という場合や、イデコで積み立ててもまだ余剰資金がある、という場合はつみたてNISAが選択肢になります。

仮に年利3%で20年間上限40万円で積み立てたとすると、約1,070万円です!

運用益が非課税でない場合、ここから約50万円が税金として引かれてしまいます。

イデコと同様に、身近な銀行で初めてもいいのですが、私の場合、やはり投資信託の種類・数が豊富で、手数料が安い、ネット証券のSBI証券で積み立てています。

f:id:ketoraaa:20180622165502j:image

これもマイナスですが、ぜんっぜん気にしてません。

ここまで書いてきたとおり、負担のない基本の生活防衛だけを集めた生活防衛編と、投資編のその1、その2だけで、あくまで仮定だとしても、なんと3,500万円近い資産を作ることができたことになります。

老後については、もうこれ以上の対策はいらないでしょう。

ここまで担保できていれば、後はもうご自身の好きに使ってかまわないのではないでしょうか。

そう考えると、少し肩の荷が下りた気がしませんか?

私はちょっとします。少しお金への執着が和らいだような。。。ほんのちょっとですけど。

逆に言えば、この投資が確保できるだけの収入さえあれば、それ以上は収入のために無理しなくてもよいのではないか、と言えませんか?

ちなみに、私の月の給料は手取り24万円です。

私は、自分の収支を明らかにして外に出してみることで、「出世しなきゃ」「給料を上げなきゃ」というマインドセットに囚われて、会社というステージで「成功」しない今の自分を否定する必要はないという勇気を得ています。

内部に留めているうちはモヤモヤとネガティブな感情を刺激するだけですから、外に出してみることも大切です。

関連記事:【認知療法】いちいちわざわざコラム表を手書きで書く意味 - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

会社というステージで「成功」することにどれだけ自分にとって価値があるか。

私が投資の話を書く最大の理由はここにあります。

私たちは、お金という対価と引き換えに、自然な生き方を歪め、長時間労働に耐え、満員電車に耐え、クレームに耐え、理不尽な要求に耐え、パワハラに耐え、セクハラに耐え、異動に耐え、転勤に耐え、不快な執務環境に耐えています。

収入源が給料しかないと、会社(より具体的には経営者)にだけ依存せざるを得ず、会社に私たちの人間性まで握られてしまいます。

それがブラック企業だったら、人生絶望です。

「生きる=会社=ブラック」だからです

他に収入源があれば、もっと会社と自分との関係を俯瞰してみることができるようにならないでしょうか。

「生きる>会社>ブラック」としたいのです。

私が目指しているのはそこです。

会社とは、その程度の存在です。

学校だってそうです。

もちろん、私はまだそこまでいけていませんが、そのための小さな行動は惜しんでいません。

その3

ソーシャルレンディング

イデコもNISAもそうですが、ここ数年は投資の新しいスタイルが目まぐるしく登場しています。

そんななかの一つが、このソーシャルレンディングです。

まず、クラウドファンディングって聞いたことありますか?

クラウドファンディングは資金調達方法の革命です。

例えば、今までは私という個人が、「認知行動療法に関するイベントを開きたい!」と思っても、開催資金の調達が大変でした。

スポンサーを探すか、知り合いから出資を募るしかありません。

これを、もっとフットワークの軽いものにしたのがクラウドファンディングです。

クラウドファンディングにより、個人がインターネットで、小口スポンサーを募ることができるようになりました。

出資する方も、小口なので気軽に興味のありそうな分野に出資することができます。

最近の代表例が、「この世界の片隅で」というアニメーション映画です。

この映画は制作費の一部をクラウドファンディングで集め、お返しにエンディングロールに出資者の名前を流しました。

クラウドファンディングは主に個人対個人の場なのに対して、個人の小口スポンサーを集めて、大型の商業案件に出資するのがソーシャルレンディングです。

例えば、A国のXというビジネスに出資すると、1年後には利率8%でお返ししますよというような案件が複数あり、その中で自分の気に入ったものに投資することが可能です。

今までであれば、一流商社ではないと出資できなかったような案件に、私たちが小口出資者として参加できるようになったのです。

その魅力は、何といっても利回りです。

言うまでもなく、日本の銀行の普通預金利回りは、0.005%とかそんなものです。

1億円を1年間預けて、5千円の利息しかつきません。

日本はマイナス金利政策という、バブルを起こす政策をとっているので仕方ありません。

それを考えると、ソーシャルレンディングの利回りは、銀行の普通預金の1,000倍です!!

1,000倍!

商社のように、出資案件の内情を逐一フォローすることは難しいので、そこはソーシャルレンディングの運営事業者が行います。

もちろんデメリットもあって、出資案件がうまいかなかった、経済の状況が悪化した、戦争が始まったなど、期待された利回りにいかない、出資金が戻ってこないといったことも可能性としてはありえます。

運営事業者が出資金を適正に扱っておらず、業務停止となったようなケースもありました。

ですので、イデコやNISAを基本として、それでも手元に当面使う予定はなく、最悪なくなっても構わないくらいのお金がある場合は、選択肢になります。

私の場合は、クラウドクレジットという新興国案件を扱う事業者で、75万円出資しています。

期待利回りは11%くらいなので、うまくいけば1年後に約82万円になって戻ってくるはずです。

f:id:ketoraaa:20180622180956j:image

その4

仮想通貨

実は私は、あの仮想通貨もやっています。

昨年の10月くらいからです。

理由はシンプルで、ものすごく面白そうだからです。

皆さんご存知のとおり、昨年末に異常な暴騰があり、年明けに暴落、追い打ちをかけるように500億円分のネムという仮想通貨の盗難事件もありました。

私は盗難被害を受けたコインチェックを利用していましたが、偶然盗難前に全て売り払って出金しており、影響は受けませんでした。

しかし、仮想通貨の取引はギャンブルの要素が強く、仮想通貨に本気で投資するのは危険すぎます。

ただ、仮想通貨には、本当に世界を変えるかもしれない可能性がありそうです。

私も勉強中ですが、仮想通貨とはブロックチェーンと言われる技術をもとに、データをお金のように扱えるようにしているものです。

ビットコインが有名ですね。

いまは、仮想通貨は「お金なのかお金じゃないのか」という議論が世界で巻き起こっている程度の段階で、実用化はもうしばらく先になりそうです。

「お金じゃない」派の理屈としては、現実のお金には中央銀行の担保があるが、仮想通貨は担保がゼロなので、その根源的価値もゼロというものです。

私は、仮想通貨は、ブロックチェーンという技術への信用が揺らがない限り、お金としても成立すると考えています。

中央銀行が担保しようがしまいが、現実のお金もただの紙きれに過ぎず、根源的価値はゼロです。

それをお金として価値を持たせているのは、中央銀行が担保しているという「信用」があるからです。

でも国が破たんすればその国の中央銀行が発行しているお金も紙くずです。現実にもそういったことは起きてます。

そして、現時点ではブロックチェーンには改ざん不可能という技術的な「信用」があります。

同じ信用があるのであれば、それは紙切れでもデータでもどっちでもよく、より便利で使い勝手の良い方が主流になっていくのではないかと思っています。

では、仮想通貨の何がすごいのか。

仮想通貨がお金になると、お金のフットワークがいまとは比べ物にならないくらい軽くなります。

いまは銀行を経由して、クレジットカードで、現金で、といった流通の制約が非常に厳しい(中央集権的と言われます)ですが、これが超簡単になります。

そうすると、例えば、ドラクエのゲーム上のお金が現実のお金になったり、「いいね」や「リツイート」がお金になったり、応援したいYoutuberに気軽に報酬を渡せたりと、これまでと異次元の世界が広がり、新しい仕事が次々と登場する可能性があります。

そういう意味では、お金という性質は仮想通貨の一部に過ぎず、「インターネット」「インフラ」に近いと言われています。

インターネットは、利用者が増えれば増えるほど、インターネット自体の重要性が高まりますよね(ネットワーク効果)。

それと同じことが、仮想通貨にも言えるのではないかということです。

仮想通貨自体についてはこの辺にしておきます。

勉強中なので、間違っていたらすみません。

産声を上げたばかりの黎明期の仮想通貨の今後を予想することは、無理です。

お金としては流通するが、価値を計る指標がないので、投資的な意味はないかもしれません(千円が千円として使えるだけ)。

ブロックチェーン技術が破られ、夢物語と終わる可能性もなくはありません。

ただ、この将来性に参加しないのは面白くない。

では、どう投資するか。

本当にゼロになってもいいくらいの金額で初めて見るのはどうでしょうか。

実は、月1,000円でも投資できます。

また、値動きも乱高下を繰り返しており、いつ買うか判断がつかない。

それでこそ、「長期分散投資」です。

実は、仮想通貨にもそのような投資法があります。

私は、zaifという業者で、月1万5千円イーサリアムという仮想通貨を購入しています。

f:id:ketoraaa:20180622181645j:image

zaifのすごいのが、この1万5千円を日割りして、毎日一定額を勝手に購入してくれるところです。

これであれば、日々の値動きで消耗することもなく、未来に参加している満足も得られます。

あがればラッキーくらいの気持ちで、普段は投資していることも忘れています。

ただ、zaifも金融庁から業務改善命令を受けてますので、信用度はそれなりですからご注意ください。

ちなみに、今日も業務改善命令を受けてます。

記事:金融庁、仮想通貨の登録業者6社に業務改善命令 体制不備で(ロイター) - Yahoo!ニュース

おまけ

100円BIG

これは投資と言えません。

宝くじと同じです。

ただ、何が面白いのかというと、試合があるたびに勝手に買ってくれるというサービスが利用できることです。

私は楽天totoを利用しています。

しかも、宝くじだと1枚300円ですが、100円BIGはその名のとおり100円で買えます。

3枚買って、900円か300円かの違いは大きい。

毎週Jリーグの試合があっても、1,200円です。

それでも1等は1億円ですから、急に自分の口座に1億円振り込まれていたら面白いなくらいのつもりでやってます。

ちなみに、かつて13万円が当たったことがあって、本当に口座に急に13万円振り込まれて驚きました。

高額当選者には楽天からアンケートがくるのも初めて知りました。

さて、これまで4つの投資法をご紹介しました。

他にも個別株、FX、投資信託など、投資には様々な選択肢があります。

いきなり高額を投資する必要はまったくありません。

まずはじめること。

はじめる敷居は、ものすごく低くなっています。

どの投資法も、月1,000円からでも始められます。

そして、ご自身に合うか合わないか見極めてください。

その摩擦で、心理的なクオリティが鍛えられていきます。

まず、ゼロになってもなんとも思わないくらいの金額で。

私も、まだまだ様々な勉強中です。

高知の山奥に移住して年商1億円稼ぐような「結果」を残しているわけではありません。

ただ、まず一歩。小さな行動からはじめています。

今後も、自分のペースで試していきます。

カレーライスかライフカレーかという問題ではなく、自分の未来に関わる問題に自分の資源を投入していきたいと思います。

以下は余談です。

日本人は、清貧さ高潔さを重んじるので、オープンにお金の話をすることを下品と嫌っているように思います。

ですが、心理療法で私たちの不安の正体を探っていくと、大抵はお金の問題に辿り着くように、日本の教育では完全に無視されている「お金との向き合い方」は、生きるという円グラフのとても大きな割合を占める要素です。

おそらく、これも場数で鍛えられる以外に鍛える方法はありません。

ところが、日本の金融教育は「お小遣い」と「お年玉」くらいですよね。

全然足りません。

「性教育」もそうなんですが、生きるという円グラフの中の大きな要素を、どう人の成長の過程で伝え経験し場数を踏んでいくかが大事だと、私は考えます。

「誰かがやるだろう」とおざなりにされているものは、結局誰もやりません。

なんの準備もないままに、急に実践なんです。

「お金」も「性」も、生きる円グラフの主要な要素なので、摩擦も起こすでしょう。

早いうちから摩擦を経験する。それでいいんじゃないでしょうか。

摩擦を起こすためにやるのだから。

子供時代の些細なスポーツの結果が人生なんて決めません。

結果ではなく、摩擦そのものが目的なんです。

摩擦の数で鍛えられていくのです。

関連記事:【認知行動療法】あなたの悩みは、成長の余地 - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫